3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に、日系選手で出場資格を有している米大リーグのラース・ヌートバー外野手(カージナルス)と、プロ野球ヤクルトの山田哲人内野手が内定したことが11日、分かった。5回目を迎えるWBCで日系選手が日本代表入りするのは初めて。

 25歳のヌートバーは母親が日本人で、昨季は108試合に出場し、打率2割2分8厘、14本塁打、40打点。オンライン取材に応じた栗山英樹監督は「バランスがいい選手で、これからメジャーリーグを駆け上がっていく。勢いを付けてくれると信じている」と選考理由を語った。