3月開幕のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表は、大谷翔平投手(28)=エンゼルス、ダルビッシュ有投手(36)=パドレス=ら全30選手のうち12人が先行発表された。2009、13年のWBC代表メンバーで、今回も出場を熱望する田中将大投手(34)=楽天=の名前はなかったが、元日本ハム投手の岩本勉氏(51)は「侍ジャパンにはマー君が必要だ」と力説する。激推しの理由とは?

まいど! ようやく大谷やダルビッシュのWBC参戦が正式に決まりましたね~。今月下旬には残りの18人も発表される予定で、本番に向けて一気に盛り上がっていくことでしょう。

そして、私としては是が非でも、田中将大を呼んでいただきたい。9億円から4億2500万円減の年俸4億7500万円プラス出来高でサインした先日の契約更改後、会見では「どんな役割でも貢献したい」とWBC出場を熱望。昨季は9勝12敗と黒星が先行したとはいえ、8回2失点で黒星、7回1失点で勝ち負けなしの登板もあり、かみ合わせの悪さがあったことは否めません。実力はまだまだ健在とみています。

過去2大会を経験しており、ヤンキース時代には準決勝と決勝の舞台となる米フロリダ州でキャンプをしていたので、環境面で適応の心配はありませんし、チームメートに助言もできます。何よりも、若い侍たちが仰ぎ見てしまうダルビッシュと気心の知れた間柄で、若手たちとのつなぎ役も任せられる。代表チームは混成軍です。いかに一体感を高め、チームの和を作り上げるかが勝利のカギを握ります。

一昨年の東京五輪でも投手陣のリーダー格としてチームをまとめたマー君は、メジャー組と国内組の双方を知る貴重な存在。侍には欠かせないピースとして熱く推薦します!
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