接種後死亡、5人に一時金支給 新型コロナワクチン―厚労省分科会
2023年01月12日20時13分

 厚生労働省の分科会は12日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した36~96歳の男女5人について、「因果関係が否定できない」として死亡一時金などの支給を決定した。死亡例で国の救済制度適用が認められたのは計20人となった。<下へ続く>

 厚労省によると、36歳男性は急性循環不全を発症して死亡した。基礎疾患はなかった。他の4人は60~90代で、接種後に急性心不全などで死亡した。

 厚労省はこれまでに、死亡例以外も含む接種後の健康被害について計5817件の請求を受理。うち1333件で医療費などの支給を認めた。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2023011201060