13日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが上昇(価格は下落)し、一時0.53%と日銀が上限とする「0.5%程度」を上回った。
2015年6月以来の高水準。日本でも物価上昇が続くなか、長期金利の適正水準は現状より高いとみて国債を売る動きが続いている。17~18日の金融政策決定会合で日銀が政策修正に動くとの思惑が国債売りを促している。