乱交パーティー摘発続出の裏事情「1回10万円払って…」未成年女性の参加が急増する理由

「乱交パーティーの摘発が続出していますが、未成年女性の参加が影響しています」
 そう話すのは、元大阪府警刑事の犯罪ジャーナリスト・中島正純氏。

今年、メディアでたびたび報じられた乱交パーティー事件。『週刊女性』でも同様の事件を5件取り上げたが、そのうちの3件は参加者に未成年女性が含まれるものだった。8月に起きたのは、高校3年生の女子生徒1人(当時17歳)に対して男7人での乱交パーティー。

別の事件では、現役の中学校教諭が高校3年生の女子生徒(当時17歳)の乱交パーティーに参加していた。

「主催者が女子高生との性交動画をSNSで拡散し、それに釣られた男から多くの応募があったそうです」

2つの事件の主催者、参加者は児童買春、児童福祉法違反(有害目的支配)、児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)などの容疑で逮捕された。この背景にあるのは、コロナ禍で“バイト切り”にあった未成年女性たちの増加だ。安易に稼ごうといわゆる“パパ活”に足を踏み入れてしまうケースが多い。

1回10万円も払う主催者もいるため、割のいいバイト感覚でハマる女性もいるのだ。
今年もっとも注目を集めた乱交パーティーといえば、6月に摘発された浜名湖の貸別荘で行われた120人の酒池肉林イベントだ。

逮捕者は主催者2人、参加者2人で、のちに4人とも不起訴になった。一方で、未成年女性を監禁状態にして会に参加させる悪質なケースも増えているのも確か。'23年も乱パ摘発は続きそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41287728e7c82a43a20d0aed1a40d145120ed824