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「こんなの…アカンすよッ!」いくら叫んでも届かない。僕はなんて無力なんだ。
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0001それでも動く名無し
垢版 |
2023/01/14(土) 04:28:30.59ID:1IUMCDbF0
先生は僕を押し倒して、目が合うと薄気味悪く笑った。

「周波数を合わせれば叶えたい未来は引き寄せることが出来る…それを否定する気か?」

先生が喋った言葉の内容は一つも理解出来ない。
意味の分からない精神論に支配されて、本当に大切なことを見失っている。
別人格にでも変わってしまったのか。
今の状況で言葉を間違えると何をされるか分からない。
けれど、もう限界だった。

「だって4年間で証明したじゃないですか!」
絶対に怯んではいけないと声を振り絞って訴えかけると、その叫びは届いたのか先生は驚異の目をみはって、僕を見つめた。

「そうなんや…」
否定や怒りを感じさせない声色に、僅かでも希望が見えた気がした。
洗脳から救えるはずだと───

「お前やっぱ…俺の敵か」
僕を映す瞳は、濁っている。
0002それでも動く名無し
垢版 |
2023/01/14(土) 04:30:20.70ID:1IUMCDbF0
恐怖シリーズ
明日は血とかの表現あり注意
0003それでも動く名無し
垢版 |
2023/01/14(土) 04:31:35.70ID:rKxzg2sR0
血とか←かわいい
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