国際サッカー連盟(FIFA)は13日、カタールW杯決勝でアルゼンチン代表に「攻撃的な行為やフェアプレー原則の違反」などの疑いがあるとして、アルゼンチンサッカー協会(AFA)に対する懲戒手続きを開始したと発表した。

 具体的な違反行為については明らかにしていないが、アルゼンチンがPK戦の末にフランス代表を下して優勝を飾った後、GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)が表彰式で卑猥なジェスチャーを見せ、さらにドレッシングルームでフランスFWキリアン・ムバッペ(パリSG)を歌で嘲笑したことなどが波紋を呼んでいた。

 また、FIFAはメディアとマーケティングに関する規程でもAFAに違反の疑いがあることを指摘している。