埼玉県教育委員会は12日、図書室でゲームをしていたと勘違いして児童の首を絞めるなどしたとして、南部地区の公立小学校に勤務する会計年度任用職員の男性(33)を戒告の懲戒処分とした。男性職員は同日付で依願退職した。

 発表によると、男性職員は昨年11月2日、図書委員会の活動中に図書室でノートパソコンを使ってゲームをしていた児童に口頭で注意した。その後、児童がゲームを再開したと勘違いし、廊下に連れ出して「鼻の骨を折るぞ、いいか」などと言いながら左腕で児童の首を抱え込むように絞めたという。児童は首に内出血を生じた。

 男性職員は障害者雇用枠の非常勤で、図書の整理が主な仕事だったが児童の指導は業務外だった。

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