JR東日本の20代駅員が、東京都内の駅で視覚障害がある女性の利用客に性的な発言を繰り返していたことが13日、わかった。JR東は駅員の処分を検討している。

 JR東日本によると、駅員は昨年10月から今月にかけ、勤務する駅を利用している視覚障害がある女性に対し、改札からホームまで誘導する際などに「おんぶしてあげるのに」「胸重くない?持ってあげようか」「今日は何時に帰ってくるの?家で待っているね」などと発言した。

 女性が今月11日、被害を訴えて発覚した。駅員はJR東の調査に「親しくなったと思い込み、エスカレートしてしまった」と話しているという。

 JR東は「不快な思いをされたお客様に心よりおわび申し上げる」としている。