東京・六本木のビルの爆発火災で、現場にいた関係者が「スプレー缶のガスを抜いた後、ライターをハンマーで壊していた」と説明していることが分かりました。

 16日午前11時前、港区六本木にある6階建てビルの2階で火事があり、3人がけがをしました。

 けがをした男性はスプレー缶のガスを抜く作業をしていたということですが、その後の消防関係者への取材で、現場にいた関係者が「スプレー缶のガスを抜いた後、ライターをハンマーで壊していた」と説明していることが分かりました。

 その際、たまっていたガスに火が付き爆発したとみられます。

 警視庁によりますと、関係者は現場の部屋で「換気扇は回していたが、窓は閉め切っていた」とも話しているということです。

 警視庁などは17日朝から現場検証を行い、出火原因を詳しく調べています。