NHKの取材で訪れた岩村氏は、2007年にレイズ(当時デビルレイズ)に入団。08年には152試合に出場、打率・274、6本塁打、48打点、出塁率・349で地区優勝に貢献し、フィリーズに敗れたもののワールドシリーズ進出も果たした。同氏はメジャーで成功をつかんだ先輩野手として、筒香に貴重な3カ条を授けた。

 (1)夜露に注意 メジャーでは26球場が天然芝。レイズの本拠地、トロピカーナフィールドは密閉式のドーム球場だが「六回以降、夜露を芝が含んだときは打球がカットしてくる」。ナイターで気温が下がる時間帯はゴロの打球が想定よりも速くなるという。

 (2)三塁守備はミスOK DeNA時代の筒香の主戦場は左翼。だからこそ、岩村氏は「完璧を求めすぎない。自分を追い詰めてメンタルが打撃につながらなければ。ミスをしても打って取り返すくらいの気持ちでいい」と助言した。

(3)目標を明確に 開幕までは「今日の目標を今日立てるのが一番大事。初戦は試合に出られればいい、その体があるだけでいい。段階を踏めればOK」。岩村氏は1年目のオープン戦で打率・220と苦戦したがシーズンでは・285を残した。目先の数字にとらわれる必要はない

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