2023年1月17日、マネーSは「かつてノージャパン(日本製品不買運動)の先頭に立っていた中央省庁のポスターに日本の漫画のキャラクターが使われ物議を醸している」と伝えた。

記事によると、韓国・雇用労働部世宗市庁舎の掲示板に今月初め、日本の漫画「スラムダンク」のキャラクターがデザインされたポスターが貼られた。同ポスターは同部のバスケットボール同好会が掲載した新規会員募集の案内で、政府庁舎管理本部の検印もはっきり押されているという。

これについて記事は「就職に影響を及ぼすイベントをキャンセルするなど、ノージャパンを積極的に行ってきたことと対照的だ」と指摘している。同部はノージャパンが盛り上がっていた19年9月、多数の日本企業が参加するグローバル雇用イベントを取りやめた。

今回のポスターについて、同好会側は「単純に同好会を活性化させる目的だった」「雇用労働部の事業や公式な立場とは関連がなく、その(日本の漫画のキャラクターを使用する)ことについて深く検討しなかった」などと説明。問題の拡大を懸念し「ポスターを撤去する」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「公務員が何を考えているのか」「さすが親日派政権」「韓国のノージャパンはもともと選択的反日だったから」などため息交じりの声が上がっている。

一方で「スラムダンクはノージャパンの例外としよう。当時の少年らにとっては漫画以上の意味を持つ」「実力で日本を超えよう。ユニクロの前でデモをして、ノージャパンの横断幕を掲げたところで日本は超えられない」「韓国は北朝鮮のように日本の漫画や映画をこっそり見た人が処刑される国ではない。バスケ同好会のポスターにはぴったりのイラストだよ」「こういうトラウマから抜け出すことも克日には必須」との声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

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