■水温5度の海へ飛び込み 津軽海峡で祈る豊漁豊作 寒中みそぎ祭り

北海道木古内町の佐女川神社に江戸時代から続く「寒中みそぎ祭り」で15日、行修者(ぎょうしゅうしゃ)の若者4人が御神体を抱いて

津軽海峡に飛び込む「海水沐浴(もくよく)」があり、多くの観客が見守った。

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 寒中みそぎは1831(天保2)年から続く伝統神事。行修者の4人は13日夜から佐女川神社にこもり、

裸で冷水を浴びる「水ごり」の鍛錬を繰り返してきた。この日は国道沿いの「みそぎ浜」に別当、稲荷、山の神、

弁財天の四つの御神体を抱いた行修者が並ぶと、水温5度の海に飛び込み、1年の豊漁と豊作を祈願した。

 町内から子どもを連れて訪れた鈴木幸紗子さん(32)は「毎年見ていますが、感動しました。子どもたちに伝統行事を見せることができてよかった」と話した。【三沢邦彦】
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