コロナ禍や円安を背景に「海外への出稼ぎ」がブームになっている。“日本よりも稼げる!”と、新天地を目指す日本人が後を絶たないなか、「一番稼げる」出稼ぎ国として“港区女子”やセクシー女優から人気を集めているのがオーストラリアとフィリピンという。両国で驚きの高収入を手にした彼女たちの気になる“ジョブ”の中身とは――。

 彼らの多くはワーキングホリデーを利用してアメリカやカナダ、オーストラリアなどに渡り、「週4日のレストラン勤務で月40万円」「看護師なら月収80万円」「寿司職人は年収1000万円も夢ではない」などと伝えられる。

「オーストラリアはいま、日本からの出稼ぎ組が増えていて“出稼ぎバブル”が起きている。そのオーストラリアで大繁盛しているのが、業界で“箱ヘル”と呼ばれる店舗型ヘルスです。シドニーやメルボルンといった大都市には日本人が経営する風俗店が複数あり、どこも“人手が足りない”と悲鳴を上げている。多くは大きな一軒家を借り切った形で店を構え、短期間で高収入を得たい女のコがそれら“箱ヘル”に応募して続々と採用されています。海外だと身バレのリスクも少なく、店を利用する客の大半が現地在住の日本人や出稼ぎ組である点も安心材料になっているようです」

 具体的には30分コースで女のコの手取りは100豪ドル(約9000円)、60分で200豪ドル(約1万8000円)といったシステムが主流という。本番行為はNGで、女性側が望めば1日10人以上を接客することも可能とか。そこにチップも加わるため、1日で15万円以上の収入を得る女性も珍しくないという。

 住居は店側が用意し、基本的に往復の航空代金と日々の食事代以外は女性側に出費の必要は生じない。飛行機代についても「LCCを使えば片道10万円ちょっとで行ける」ため、1日から2日働けばペイできるという。