1/22(日) 17:33配信
デイリースポーツ

 久々の愛車に乗ろうと思ったら、アクシデント勃発だ。日本ハム・吉田輝星投手(22)は22日、千葉・鎌ケ谷での自主トレを終えて、高級SUV外車に向けて電子キーを押したのだが…。「(鍵が)開かなくなった」。愛車は無反応。主人の意向を無視するかのような塩対応だった。

 昨年購入、半年前に納車された新車。昨年末から鹿児島、三重と自主トレを行い、その間1カ月以上エンジンをかけていなかった。バッテリーに問題発生。自動車のトラブル対応業者を呼ぶ間、苦笑いで取材に応じた。

 この日はブルペンに入り、捕手を座らせての投球。楽天・則本昂との合同自主トレで伝授されたフォームをチェックした。「気持ちはモノマネしている気分。無意識に投げられるようになったら実戦に集中できる」と意欲的に臨んでいる。

 正月の秋田帰省時にひいたおみくじは背番号と同じ「18番」で大吉だったという。その矢先の愛車トラブル。「野球の方で大吉だったらOKです」と成果は本職の方に期待した。

 依頼から1時間半後、業者が到着。原因はバッテリー上がり。応急的にエンジンをかけたが、止めればまたかからなく恐れがあること、バッテリー交換の必要性を伝えられた。27日の沖縄キャンプ先乗りまで、愛車は必要だ。

 「それまで乗って、その後でバッテリー交換しようと思います」。この日の作業代などが22000円。さらに外国製のバッテリーは10万円ほどかかるという。高くついた愛車トラブル。投手だけに“バッテリー”の重要性を知らしめた年明けとなった