日本ハムの1軍打撃コーチに就任した八木裕氏(57)が23日、田尾安志氏の(69)のYouTube「TAO CHANNEL」に出演。チーム打率・250、150本塁打、560得点まで底上げする考えを明かした。

 コーチも含めて阪神一筋の八木氏が新庄監督の指名で「まさか日本ハムに」という転身。現役時代は新庄監督とロッカーが隣同士だった仲で「ああ見えて一途で真面目。ファッションとか何事にも真剣だし、野球のことも一生懸命にやっている」と明かした。

 1月のスタッフ会議では新庄監督が「昨年は好き勝手やらせてもらいまし。1年やって、今季は勝負にいく。きっちりした野球をやっていく」と宣言したことを明らかにした。また作戦面の要求が細かいという一面を披露。八木氏には「バント、バスター、エンドラン、右打ちだとか、そのへんは全員ちゃんとできるようにして下さい」と注文してきたという。

 田尾氏は「広岡(達郎)さんがそういう野球だった。全部作戦はサインなので意外としんどいよ、選手」と要求の高さに驚いた。

 八木氏は「日本ハムは常に若手の成長で勝っていくチーム」と打線の底上げを徹底するとした。チーム打撃について、打率・250(昨季・234)、150本塁打(昨季100本)、560得点(昨季463点)を最低ラインに定めた。
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