「今でも劣等感が…」教習所に通ったけど運転免許を取れなかった人たちの苦悩

令和2年版「警察白書」によれば、日本人の運転免許保有者(令和元年)は20代は約8割、30~50代では9割を超えている。

成人で免許を持っていない人は少数派ということになるが、
そのなかには最初から免許を取る気がなかった人だけでなく、
免許を取りたくて教習所に通ったにもかかわらず断念したという人もいる。

「他の人はごく普通のようにできているのに、自分だけできなかったという劣等感がいまだにすごくあります。」
「僕にとって相当なコンプレックスです」
そう胸中を明かすのは、IT企業で働く30代の男性・Aさんだ。
車の免許を取得できなかったことが辛く、新卒で入社した会社を1年あまりで退社。
免許が不要な職種に変更して、職を転々としながら現在の会社にたどり着いたという。

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