東京・中野の強盗傷害事件で逮捕状請求へ 狛江事件の関連捜査

 昨年12月に東京都中野区で起きた強盗傷害事件に関与した疑いが強まったとして、警視庁は逃走している都内の男性ら強盗グループのメンバー数人について強盗傷害容疑で近く逮捕状を請求する方針を固めた。捜査関係者への取材で判明した。

 昨年12月5日に住宅に押し入り、男性の顔面を殴ってけがをさせ、現金約3000万円を奪った疑いがもたれている。

 この事件には計7人が関与したとされる。警視庁はすでに金沢市末町、職業不詳、永田陸人容疑者(21)ら計2人を強盗傷害容疑で逮捕している。

 永田容疑者が所持していたスマートフォンには、東京都狛江市の大塩衣与さん(90)が殺害された強盗殺人事件に関して交わされたとみられるメッセージが残されており、警視庁は関連を調べている。