つかみはOKか。中日の新助っ人たちが早くも立浪和義監督(53)に心酔している。

いずれもドミニカ共和国出身の新外国人3選手が23日、ナゴヤ球場で入団会見を行い、強打が売りで4番候補のアリスティデス・アキーノ外野手(28)は「ワクワクしている。全力プレーで勝利に導きたい」。
バッテリー以外なら何でもござれというオルランド・カリステ内野手(30)は「どのポジションでもやりたい」とアピールし、3季ぶりに復帰するソイロ・アルモンテ外野手(33)は「日本文化が好きなので、戻ってこられてうれしい。3年間の経験を生かしてチームを助けたい」と力を込めた。

3助っ人に共通していたのは〝立浪愛〟だ。アルモンテは昨年11月に立浪監督がドミニカ共和国のウインターリーグを視察した際、昨季の中日では「茶髪、長髪、ヒゲ禁止」だったことから、食事の席で指揮官にトレードマークでもあるヒゲについて質問し「『体の一部だし、ヒゲはそらなくていい』と言われて、うれしかった」と舞台裏を明かした。
アキーノは来日翌日に立浪監督と焼肉談議をしたそうで「監督に焼いていただいて、今まで食べたことがないくらい、おいしかった。直接話をして人間性が素晴らしいと知った。『日本で楽しんでしっかり戦え』『いっぱい練習すれば打撃だけじゃなく、全てがもっと良くなる』という言葉をいただいた。(来日直後に)監督に話をしてもらうのは米国ではない。本当に感謝です」と大感激だ。
カリステも「ドミニカまで来てもらって話をした。『元気で持ち味を出して、チームのために頑張ってくれ』と言われている。勝つために、チームのために全力プレーする」と誓う。

新助っ人トリオが額面通りに働いてくれたら、立浪監督にとってもうれしい限りだろう。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/251878