徳島県内の高校6校に「自作の改造銃で殺しまくってやる」などと、生徒らの殺害を予告する内容のファクスが届いていたことが24日、県警の発表で分かった。各校からの相談などを受け、県警は威力業務妨害の疑いで捜査を進めており、各校周辺のパトロールを強化して警戒している。

県警生活安全企画課によると、同日午前中にファクスが届いたのは、徳島市の1校、小松島市の1校、阿波市の1校、美馬市の3校。「弁護士の唐澤」を名乗る人物が差出人となっており、ファクスの文面はいずれも同じ内容だった。

文面では、午後1時34分までに二つの銀行口座にそれぞれ300万円ずつを送金するよう要求。その上で、「期限までに誠意ある対応をしなければ、学校内にいる生徒や教員を自作の改造銃や火炎瓶で殺しまくってやるナリ」などとする内容が記されていた。

県警によると、香川、愛媛、高知各県の高校にも同様のファクスが届いている。

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