アップルが今年発表する予定の複合現実(MR)ヘッドセットは、スマートフォン「iPhone」基本システム(OS)の3Dバージョンを作るという野心的な試みであり、手と眼球の動きをトラックする機能でライバル製品に差を付けることを目指している。

名称は「リアリティー・プロ」に決定する可能性が高く、値段はおよそ3000ドル(約39万円)に設定される見通し。バーチャル会議やイマーシブビデオ(没入感の高い動画)で画期的なアプローチを採用し、現在はメタ・プラットフォームズが圧倒的優位に立つバーチャルリアリティー(VR)業界を揺るがすことを目指す。

この製品に詳しい複数の関係者によると、手と眼球をトラックする機能が主要なセールスポイントになる。販売価格は競合デバイスのほぼ2倍になる見通し。フェイスタイムベースの先端的なビデオ会議などがコアとなる機能。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dfd7b135d3a41a1618b3e7a624835d577d59b07