0001それでも動く名無し
2023/01/28(土) 17:48:44.45ID:1EpLQf2O0410万円追徴課税
福岡県の接客業女性(20歳代)は、架空の源泉徴収税額を記載した還付申告書を税務署に提出し、2020年までの4年間で、所得税約305万円の還付を請求。仮装・ 隠蔽 いんぺい にあたるとして、福岡国税局から重加算税を含め約410万円を追徴課税された。
関係者によると、女性は、友人から聞いた指南役となる代行業者に連絡し、電子申告・納税システム「e―Tax(イータックス)」での申請に必要なIDやパスワード、振込口座などの情報を提供。実在する企業から報酬を受け取り、源泉徴収されたと装った女性名義の還付申告書を業者が作成し、税務署に提出した。女性は調査に対し、「お小遣いほしさにやった」などと説明していたという。
女性は代行業者と会うことなく、やりとりは無料通話アプリで行った。業者への手数料は還付金の2~3割の約束だったが、税務署が申告内容の不審な点に気付き、還付されなかった。
手数料25万円
「『合法』とのうたい文句で、友人もやっていたので問題ないと思った」。熊本国税局から不正還付を指摘された会社員の男性(20歳代)は調査に、そう語ったという。男性は友人から聞いた所得税の還付が簡単に受けられるというインターネット広告を見つけ、代行業者にSNSで連絡。業者が作成した還付申告書を受け取り、税務署に郵送で提出した。
申告は架空の副業で約1000万円の赤字が出たことにする内容で、自身の給与所得と合算して所得を圧縮。実際に納めた源泉徴収税額の一部を還付請求した。
20年までの5年間で約129万円を請求。一部還付され、男性は業者に手数料として約25万円を支払った。仮装・隠蔽にあたる行為と判断され、昨年、重加算税を含め約174万円を追徴課税された。業者は、同様の手口で多数の不正に関与しているとみられている。