0001それでも動く名無し
2023/01/29(日) 10:18:41.73ID:+EIgQyUwaこう事件を振り返るのは、広島県呉市内で宝石店を営む62歳の男性Aさんだ。Aさんの店が強盗の被害にあったのは、閉店直前の1月24日夕方6時前。2人組の男たちがハンマーでガラスを割り、陳列されていた約30万円相当のネックレスを奪って逃げたのだ。
「1人はオレンジ色のダウンジャケットを着て、もう1人はフードのついた黒っぽい服装。2人ともマスクをつけていたので、顔はよくわかりません。私が『オマエら、何しよるん!』と叫ぶと、1人は走って逃げ、もう1人とはもみ合いになりました」
「頭から出血が止まらず……」
犯人は持っていたハンマーで、Aさんの側頭部を殴る。
「突然殴られ、メガネがはじけ飛び前のめりに倒れました。私もアドレナリンが出ていたのでしょう。それでも立ち上がって男を追いかけましたが、見失ってしまった。店に戻ると心拍数が上がってしまい……。頭からの出血が止まらず、110番通報し駆けつけた警察官が救急車を呼んでくれました。病院での診断は全治10日でした」(Aさん)
防犯カメラの映像などから、すぐに犯人として2人の男が捜査線上に浮上する。事件から約4時間後、緊急配備中の警察官が市内で男たちを発見。緊急逮捕した。強盗致傷の疑いで捕まったのは、地元の中学校に通う14歳の少年たちだった――。