ヤクルトは29日、ドミンゴ・サンタナ外野手(30)が来日したことを発表した。ヤクルト入団3年目となる助っ人は球団を通して「今年もスワローズの一員として全力を尽くします。今シーズンは1年間フルで出場することとチームの優勝に貢献することを常に心がけてプレーします」とコメントした。

 アストロズ、ブルワーズ、マリナーズ、インディアンズでメジャー通算516試合に出場し、77本塁打を放ったサンタナは、21年からヤクルトでプレー。同年は116試合に出場して19本塁打、62打点、打率2割9分の成績を残していきなりチームの日本一に貢献した。昨季(22年)は、開幕直後の4月に左膝手術を受けるために一時帰国。7月に再来日して計60試合に出場し、15本塁打、35打点、打率2割7分5厘でリーグ2連覇の輪に加わった。

 シーズン終了後には10万ドル増の推定年俸180万ドル(約2億6500万円=契約した昨年11月当時のレート)プラス出来高と2024年のオプション付きで契約合意。リーグ3連覇、2年ぶりの日本一奪還へ期待をかけられている。