藤原千花ちゃんとワイ、楽しい心理検査
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あらすじ
ワイは自殺に失敗し精神病院に強制通院となった
そこではワイと腐れ縁である美少女、藤原千花が働いていた
ワイと藤原はマンツーマンで心理検査に取り組んでいくが… ワイ
「やあ千花ちゃん来たよ」
藤原
「死に損ないの癖に元気そうですねワイさん…死ぬつもりなんてなかったんじゃないですか?」
ワイ
「ワイは本気で死のうとしたんだよ!」プンプン
藤原
「そうですか、早速ですが今日はインクが染みた紙に何が見えるかテストします」
ワイ
「はい」
藤原
「思ったことを正直に言ってください」
ワイ
「うん」 藤原
「これに何が見えますか?」
ワイ
「これはあーでこれはこーで」
藤原
「よく喋りますね」
ワイ
「正直にって言ったじゃん!」
藤原
「次はこれです」
ワイ
「何か冷たいよ千花ちゃん…ん?」 藤原
「どうしました?」
ワイ
「えっいやっあの」
藤原
「ハァ…なんですか?」
ワイ
「正直にだもんね」
藤原
「はい」
ワイ
「まんこ」
藤原
「死んで下さい」 ワイ
「はい」
藤原
「今日はこれで終わりです、何か気になったことはありますか?」
ワイ
「結構時間かかったねこれ、あとワイの言ってることが千花ちゃんに伝わらないし」
藤原
「ワイさんに見えているものが必ずしも私と同じとは限りませんから逐一説明してもらってるんですよ」
ワイ
「へー」
藤原
「さあ用が済んだらとっとと帰ってください、次回は来週です」
ワイ
「わかったよもう、今日の千花ちゃんはいけずだなあ…」トボトボ
藤原
「…」チラ その書き方読みやすくしてるのは分かるんやけどどうしてもテンポ悪くなるから名前と台詞は同じ行のほうがええと思うで 一週間後
ワイ
「千花ちゃん!一週間ぶりだね!」
藤原
「今日は知能検査です」
ワイ
「はい」
藤原
「数種類のテストを受けてもらいます、やり方は逐次説明しますから」
ワイ
「まあ天才のワイなら楽勝だよね」
藤原
「始めます」
藤原
「これあれそれ」
ワイ
「あれこれそれ」
藤原
「次はこのテストです」
ワイ
「はい…ん?」 藤原
「…」
ワイ
「ん~?」
藤原
「ギブアップしますか?」
ワイ
「いやもうちょっと…んん~ギブ」
藤原
「…はい、次はこれです」
ワイ
「んん~これかな」
藤原
「じゃあ次のページに」
ワイ
「うん、んん…うーん…うーん…」
藤原
「…」 ワイ
「あぁぁ…ギギ…うぅ…」
藤原
「ワイさん大丈夫ですか?」
ワイ
「あ?あぁうん…」
藤原
「…」
ワイ
「なんか今日は疲れたよ」
藤原
「それだけ頭を使ってる証拠ですよ」
ワイ
「えへへ…そう?」
藤原
「はい、今日は帰ってゆっくり休んでください」
ワイ
「うん!また今度ね!」
藤原
「…」 明くる日
ワイ
「おはよう千花ちゃん!結果はどうだった?」
藤原
「これを…」
ワイ
「何々…なんかこのグラフ凸凹してるね」
藤原
「ワイさんは得意不得意の差が大きい結果となりました」
ワイ
「へ、へ~そうなんだ…」
藤原
「言語能力と聴覚情報処理能力は平均よりも高く、処理速度は平均的です」
ワイ
「凄いじゃん!やっぱりワイは天才だって昔から思ってたんだよね!」フンス
藤原
「視覚情報は平均以下です」 ワイ
「ん?」
藤原
「更に言えば知的境界域です」
ワイ
「なにそれは」
藤原
「知的障害スレスレのレベルということです」
ワイ
「は?」
藤原
「ワイさん…辛かったですよね…」
ワイ
「えっ」
藤原
「これまで…例えば取ったノートを見返して理解できましたか…?」
ワイ
「…」
藤原
「新しいことに適応できなかったり…異様に不器用であったり…」
ワイ
「…」 藤原
「他にも沢山苦労されてきたと思います…」
ワイ
「年金は?」
藤原
「…」
ワイ
「年金は出るの?」
藤原
「このレベルならまず間違いなく…」
ワイ
「あ、そう」
藤原
「ワイさん、気を落とさないでください…優れた能力もありますしそれらを上手く活用していけば道は…」 ワイ
「帰るね」
藤原
「…お気を付けて…」
ワイ
「…」
ワイ
「…」
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