S&P、楽天Gを「BB」に格下げ-見通しは「ネガティブ」
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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN8GO8T1UM0W01
S&Pグローバル・レーティングは21日、楽天グループの長期格付けを「BB」とし、従来の「BB+」から1段階引き下げた。
S&Pは発表文で、「モバイル事業の業績改善が遅れていることで、非金融事業のフリーオペレーティングキャッシュフロー(FOCF)の大幅な赤字が今後12カ月程度続く」とし、「同赤字を補うための非負債性資金の調達が2022年12月期中はわずかな額にとどまることで、非金融事業の財務内容は大幅に悪化する見通し」と説明した。
その上で、「モバイル事業の業績改善が一段と遅れるなどして、来期の非金融事業の業績とFOCFがS&Pの現在の想定よりも弱いものとなる可能性が3分の1以上の確率であるとの見方を反映」したとして、格付け見通しを「ネガティブ」とした。 楽天Gの格付けは21年7月に「BBB-」から投機的水準である「BB+」に引き下げられており、1年5カ月で再び格下げとなった。
11月に発表された楽天Gの22年1-9月期決算は、モバイル事業の大幅な赤字によって連結純損失が2580億円と、前年同期から拡大した。格下げへの警戒から、クレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では楽天Gの社債保証コストが一時551ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)まで急伸し、過去最高を記録した。
24年に社債の大量償還控える
ブルームバーグのデータによると、24年に償還を迎える楽天G全体の社債総額は外貨建ても含めて3324億円。
楽天Gが11月に起債したドル建て2年債は表面利率が10.25%と、19年発行のドル建て5年債の同3.546%を大幅に上回った。今回の格下げによって、資金調達コストの上昇懸念が高まる可能性がある。 潰れる寸前になってなければ24年にまた大規模社債発行するんでしょ
利率は今より高くなるだろうけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています