世界保健機関(WHO・本部ジュネーブ)は30日、新型コロナウイルスをめぐって2020年1月に宣言した「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を継続する方針を発表した。

中国などでの感染拡大を受け、緊急事態宣言の終了は時期尚早と判断したとみられる。

WHOは今月27日、専門家らによる緊急委員会を開き、緊急事態宣言の是非や解除条件を巡り協議した。

英メディアによると、協議の結果、緊急委は新型コロナが依然として危険な感染症であり、健康や医療に大きな被害を与える可能性があるとの考えで一致。

緊急委の助言を受け、WHOのテドロス事務局長が緊急事態宣言の継続を決めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec67447adebfc95aa5695b0cca8c88f2847234db