北海道・JR旭川駅で去年2月、ベトナム人男性が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われているベトナム人の男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

ベトナム人のグエン・ゴック・トゥン被告は去年2月、JR旭川駅の構内で、知人のベトナム人・タン・ヴァン・ギアさんの首を刃物で複数回刺して殺害した罪などに問われています。

きょうの初公判でグエン被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

検察は「被告はギアさんから複数回にわたってわいせつ行為をされ、怒りや恨みから犯行に及んだ」などと事件の経緯を説明しました。

弁護側は、被告が受けていたわいせつ行為について「ギアさんからの謝罪はなくどうしても許すことができなかった」として、情状酌量を求めました。

判決は来月13日に言い渡される予定です。
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