https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8c0feb456d56a914aa1f3cd3d5b8af96de655b  

政府は5月11日からAndroidスマートフォンにマイナンバーカードの機能を内蔵すると発表。最大2万円分のマイナポイントを獲得できるキャンペーンにより、その普及率は全国民の約半数まで急上昇。この物理カード機能を、スマホに内蔵することでの利便性や問題点などを解説です!

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■スマホ内蔵のメリットとは?
――まずはITジャーナリストの三上洋さんにお聞きします。なぜマイナカードをスマホに内蔵する必要があるのでしょうか?

三上 多くの国民が活用しているスマホに内蔵することで、よりマイナカードを普及させるのが、まずひとつの目的です。そしてスマホのUIの使いやすさ、セキュリティ性の高さも理由です。

――そのメリットは?

三上 今回のスマホへの内蔵は、物理カードにある本人確認を行なう電子証明書機能をスマホに内蔵します。例えば、多くの方が行なった2万円分のマイナポイントの申請。ここでマイナカードをスマホに"かざす"工程がありましたが、スマホ内に電子証明書機能があることで"かざす"は必要なくなります。

もちろん、これまで物理カードで行なってきた各種行政手続きはオンラインで完了でき、コンビニでの住民票などの交付サービスもスマホのタッチに対応。そして健康保険証機能、母子健康手帳・お薬手帳の機能も追加される予定です。でも、実は最大のメリットは行政側にあるんですよ。