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――制作過程を見られての藤本先生の反応はいかがでしたか?

みなさんがイメージされているように多くは語られない方なので、細かい感想や要望が来ることはありません。ただ、アフレコや音響に立ち会うタイミングで完成途中の映像を確認される際、特にいい芝居や動きをしているキャラクターを見ると顔が緩む時があるんですよ。笑って楽しそうにしていて。それは現場の人間として嬉しくなります。

原作を預かる側としては『チェンソーマン』を1からつくってきた藤本先生や編集者の林(士平)さんが考える「何をもって『チェンソーマン』とするか」に対して、できる限りアジャストできるよう考えています。だからこそ、原作者の藤本先生が喜んでくれることは我々アニメ制作をする人間のモチベーションに繋がります。