0001それでも動く名無し
2023/02/03(金) 16:18:07.14ID:zngfnxg2rhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7ec432ea87d36f3b680f9c695cf938a38d1dcca3
弁当店の従業員だったベトナム人女性を殺害し現金を奪った罪などに問われている男の裁判員裁判で、大阪地裁は男に無期懲役の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、山口利家(やまぐちとしや)被告(60)は、去年4月、大阪市淀川区の自宅で、弁当店のアルバイト従業員でベトナム国籍のヴォ・ティ・レ・クインさん(当時31)を自宅に誘い込んだうえ、首を締めて殺害し、現金およそ2万6千円を奪った強盗殺人などの罪に問われていました。(※強盗殺人、建造物侵入、窃盗未遂、死体遺棄の4つの罪)
これまでの裁判で、検察側は、「犯行当時所持金は100円未満でお金に困窮し、どうにかしてお金を手に入れようと考え、自宅に誘い込んですぐ、柔道の絞め技で相当強い力で首を絞め続けた」などとして、無期懲役を求刑していました。
一方、山口被告は、「最初から殺す目的やお金を奪う目的で誘っていない」と、起訴内容を一部否認。弁護側も、「ヴォさんが大声を上げたので驚き、気絶させようとしたつもりが結果的に死亡させた」などとして懲役10年を求めていました。
裁判では、山口被告がヴォさんの遺体を布団袋に入れて自宅に隠したことや、弁当店で働くヴォさんから2万6000円を奪い、そのお金で酒とたばこを買ったことなども明らかにされ、購入した理由について山口被告は「落ち着こうと思った」などと述べていました。
大阪地裁は3日午後、量刑理由について「金欲しさのあまりの身勝手な犯行で、2~3分間首を絞め続けるなど冷酷。被害者が感じた恐怖は大きく、未来ある1人の女性の命が奪われ、遺族の気持ちは計り知れない」などと述べ、山口被告に対し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
そして判決を言い渡した後、「あなたの行為により、落ち度のない未来ある女性の夢を打ち砕いたことは、受け止めてください。ご冥福をお祈りしながら刑に服してください」と諭しました。山口被告は終始うつむいたまま、話を聞いていました。