阪神・佐藤輝明内野手(23)がフリー打撃に臨み、81スイングで柵越え14本と快音を連発した。初日はまさかの0発に終わったが、岡田彰布監督(65)から「ポイントを前に」と指摘され、一夜にしてめざましい変貌を遂げた。練習を見つめていた指揮官は「ひと安心したわ」としたり顔だった。

雨上がりの宜野座に、たくさんのアーチが架かる。まさかの0発から一夜明け、佐藤輝の表情も晴れやかになった。

「積み重ねなので、きょうよかったから、悪かったからどう、とかはないですけど、きのう(1日)よりはよかったんじゃないですかね」