中学硬式野球の日本ポニーベースボール協会の2023年事業計画がこのほど決定した。

【声出しなど一部ルール見直し「選手育てる体制を」】
協会主催試合での一部ルールが見直される。今秋の明治神宮大会高校の部で、投手が投球モーションに入っても、攻撃側ベンチから大声がだされることに対し、守備側の監督が抗議する場面があった。
ポニーリーグでも審判部を中心に検討して、同行為は野球規則6・04(競技中のプレーヤーの禁止事項)「ボールインプレーのときに『タイム』と叫ぶか、他の言葉または動作で明らかに投手にボークを行わせようと企てること」に該当すると判断。
試合中に投手にボークを行わせようと企てていると担当役員、責任審判が認めた場合は監督に対して注意。その後も繰り返された場合はイエローカードを出すことになった。
故意でなくても、選手への指示(走者への『バック』など)以外の大声や奇声も対象になる。

味方への声かけは野球に欠かせないが、相手を惑わしたり、サイン盗みを疑われることにつながるため、マナーとして選手に指導していく。
https://www.nikkansports.com/bluezone/news/202212260000818.html