『ブルーロック』は男には読めない?「サッカー版テニプリ」「女性向けウマ娘」レッテル続々
ワールドカップ(W杯)の開催によって、一躍脚光を浴びたサッカー漫画『ブルーロック』。今や累計発行部数1,700万部を突破するほどの人気を博しているが、同時に“女性向けコンテンツ”というレッテルが強くなりつつある。


超人的プレイは『テニプリ』さながら
同作は“史上最もイカれたサッカー漫画”の異名がある通り、ユニークな設定をもつ。299人のサッカー生命を犠牲として、1人の最強ストライカーを育てるという、ある種のデスゲーム要素を取り入れたサッカー漫画だ。

日本サッカーに革命を起こす一流のストライカーになるため、主人公たちは数々の選考(セレクション)に臨み、自分だけの能力を開花させていく。
その能力というのがわりと超人的で、高校生レベルとは到底思えないハイパーテクニックも少なくない。必殺技のようなネーミングも存在し、一例を挙げると「大爆発直下蹴弾(ビッグバン・ドライヴ)」、「衝撃波怪物球上(スマッシュモンスターリフト)」、「カイザーインパクト」などがあった。
もちろんそうした中二病的要素も魅力の1つだが、実際に「ブルーロック」を読んだ人からは《これは多分サッカーじゃないな? テニプリとか黒子のバスケの類だな?》《ブルーロックってもっとリアル路線かと思ったら、結構テニプリ寄りで笑った》《ブルーロックはサッカー版テニプリ》《テニプリや黒子のバスケ見てた勢はブルーロックに100ハマるだろ》といった評判が飛び交っている。