ウェブメディアは8日付記事で、あの「壊れた」東京五輪選手村の段ボールベッドが
パリ五輪でも使用されると報じた。

記事はまず、日本の寝具メーカーのエアウィーヴが、2024年に開かれるパリ五輪・
パラリンピック競技大会組織委員会とオフィシャルサポーター契約を結び、
21年の東京五輪で話題を集めた段ボールベッドを、パリ五輪・パラリンピックの
選手村の全床に当たる約1万6000床分納入すると報じた、
日本経済新聞の6日付記事を取り上げた。

その上で、「この段ボールベッドについて、日本メディアは丈夫さとエコを両立している
との見方をしているようだが、東京五輪に出場した少なくない数の選手にとって、
この段ボールベッドがもたらした体験は良好ではなかったようだ」と指摘した。

記事は、東京五輪選手村のベッドについて、スケートボード男子ストリートの
ナイジャ・ヒューストン選手(米国)が「固い。心地良くない」と評したこと、

陸上競技のガブリエル・トーマス選手(米国)も「マットと枕は悲惨で、トレーニングからの
リカバリーができない」と不満を述べたこと、重量挙げのチン・ユンソン選手(韓国)が
壊れた段ボールベッドを自身のSNS上に公開したこと、

一方で、五輪の公式ツイッターアカウントが、体操のリース・マクレナハン選手(アイルランド)
が投稿した段ボールベッドの上で激しくジャンプする動画を引用し、「持続可能な
段ボールベッドは丈夫だ」とコメントしたことなどに触れた。

また、リュージュのサマー・ブリッチャー選手(米国)が22年北京冬季五輪の
選手村のベッドの快適さを称賛すると、東京五輪に出場したラグビーの
イロナ・マー選手(米国)が東京大会のベッドについて振り返り

「使い始めて1週間で背中が痛くなった」と返信したことも取り上げた。
https://www.recordchina.co.jp/b908902-s25-c50-d0192.html