人生初の怖●話
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ほんとのことやからオチないけど
暇だからダラダラかいてく! 俺22歳大学生(元ラブホバイトの店員
ラブホのバイトは楽だということで、近所で1番時給の高いところに去年から約半年間くらいラブホのフロントのバイト(夜勤)を始めた。勤務時間は21時〜6時で仕事内容としてはフロント作業なんだけど3時〜6時までは清掃バイトいないから1人で清掃したり、火事がないかの点検したりしてたんだよね。 フロントは基本夜中1人で仕事をするんだけど、仕事っていってもお客さんからの電話対応だったり1時間に一回くらいの空き部屋の点検だったり、たまに出る料理を作るくらいなんだよね。
あと、忙しい時は清掃とやったりする そんで、バイト初日
思ったよりも古い感じのラブホテルで(俺が客なら絶対にここは選ばないなって感じ)
まあ、時給1500円だし我慢するかって感じで始めた。 まずは仕事を覚えるところからで30代前半であろう優しい感じの男の人(矢作と似てるから、以後矢作と呼ぶ)に最初の3日間だけ仕事内容を教えてもらうって感じだったんだ。最初に覚えたのはパソコンでの部屋の開け閉めだったり、安い部屋は基本開けないよって感じで教えてもらった。 対して難しくない仕事内容を3日間やって行くうちに、ある異変に気付いたんだよ。基本安い部屋というのは満室にならない限り貸さないんだけど、203号室だけ安い部屋でもないのに満室にならない限り空けていない事に気づいた。 俺「矢作さん なんで203号室いつも閉めてるんですか?」
矢「うーん、ちょっと苦手なんだよねー」
俺「え?もしかして霊的なやつですか? 誰か幽霊でも見たんですか?」
矢「見た人はいないんだけど、あの部屋クレームが多いからさ〜」
古い作りのラブホテルだし、道路側だしトラックの音でうるさいのかな?って当時は簡単に聞き流してた。 そしてバイト4日目
初めて1人で勤務する事になって緊張してる俺だけど、平日は基本的には暇で客も少ないし(0の時もある)
そもそも古いラブホだから誰も選ばないよなぁ なんて思ってテキトーに携帯触りながら、客が来るのを待っていた しかしその日は世間では給料日で、22時過ぎたあたりからデリヘルを呼ぶであろう男性がズラズラと入ってきて、2時間ちょっとで満室に。
慌てながらも、料理、部屋の開け閉めをして
安い部屋も問題の203号室までもが満室に。 衣装レンタルやグッズ販売で電話が鳴り止まなくて、慌てふためいたんだけど電話の履歴はパソコンに15件くらい出るから、落ち着いて掛け直したりしてどうにか1時まで耐え凌ぎお客さんが徐々に帰宅して行った。
その時。203号室の清掃に入ってたバイトが、体調が悪くなった帰らせてくれ。とのことで帰宅。
困ったなぁと思いつつ、その日はどうにか終了。 まだ、そんなに働いた経験がない俺にはわからなかったんだけど世間では月末25日が給料日が多いらしく、その日は疲れてすぐ帰って寝た。
そして5日後、バイト先に行くと
清掃のバイトの中で、203号室がなんかやばいという噂に。
話を聞くとこの前203号室に入った人がそのままバイトを辞めたらしい。その時に、203号室気をつけた方がいいよって言葉を残してやめたらしいんだよ それから数ヶ月特に何も起こらずに
俺は霊とかは信じてないからなんとも思ってく、
卒論や授業も終わったりして、就職関連の活動もし始める時期でもあったから、おれはバイトを辞める事になったのよ バイトを辞めて、さらに数ヶ月後
バイトの先輩である矢作から電話が来て
「ヘルプで日雇いしてくれないか?」とのことだ
卒業旅行で沖縄行くことが決まってたから、ちょっとでもお金を増やすためにOKし半年ぶりのラブホへ。
久しぶりの矢作さんと会う。
会話が弾み、ネットフリックスの話だったりして盛り上がってた。 その日は、25日給料日ということもあり
22時ごろから続々と人が増え、安い部屋も203号室も空室にするほどで、それから数十分で満室になってしまった。
いつもはフロントで、たまにしか清掃しない俺だが
その日は特別に部屋の回転が早く、部屋の清掃をする事になった。 そして、午前2時前
203号室からお客さんが退出し
バイト初めてから初の203号室へ。
入った瞬間は暖房のモアァっていう暖かさと、香水のような甘い匂いが香った。
モタモタしている時間がないので、急いでシーツを剥がし、部屋の窓を開け、ゴミを集めているその時だった。 あまりにも急いでいるため、立ち上がる際に背中で壁にある絵画を落としてしまったのだ。
最初は壊れていないかという不安だったが絵画を手に取り、絵画を確認したら全身に鳥肌が立ち、体の体温が一気に下がるのを感じた。裏にはびっしりと6枚のお札が張っていた。全部同じような文字で(天)という字しか読めなかった。
かなり古く感じた 怖くなり、すぐに絵画を元に戻し
急いで清掃を終わらせた。
そしてフロントへ戻り、パソコンで電話が来ていなかったかの確認をするために着信履歴を押す。
着信履歴は15件ほど残るが、15件全てが203号室からの電話になっている。
心臓のドキドキで手が震えながら、
恐る恐る着信が来た時間を調べると、俺が掃除している時間帯だった。
その後は、怖くなり残り時間を携帯を触って過ごし、1日が終わり日雇い代12000円を片手に帰る事にした。 それから数日が経ち、久しぶりに高校時代の友人と飲みに行く事になった。
その友人は霊感がある家系らしくて
霊はもちろん、人のオーラなども見えるらしい。
(母親が占い師のようなこともやっている)
安い居酒屋で先に俺が到着。
10分後に友人も到着して、2人とも生ビールを頼み乾杯 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています