部下2人にパワハラ行為をしたとして、滋賀県は10日、課長級の男性職員(59)を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
 県人事課によると、2022年2~3月、職員は部下の男性に5ページの資料を作らせた際、「こんなん使えへん」「こんなの不要」などと2~3時間にわたって問い詰め、10回程度作り直しをさせた。4月には別の資料を7回程度作り直させた後、「結局、どう作りたいんや?」と振り出しに戻り、資料を作るための企画概要を作成させた。