12日午前5時25分ごろ、大阪市中央区の大阪メトロ堺筋線日本橋駅で、天神橋筋六丁目発天下茶屋行きの普通電車(8両編成)が、停止位置を約90メートル行きすぎて停車した。ホームの端から4両程度はみ出したため、バックし、同駅を約8分遅れで出発した。乗客約40人にけがはなかった。

大阪メトロによると、男性運転士が腹痛を感じたことに気を取られ、回送電車を運転していると勘違いしてブレーキをかけなかった。異変を感じた車掌が非常ブレーキを操作し、停車したという。

大阪メトロは「全乗務員の体調管理に努めるとともに安全意識の高揚について改めて指導していく」としている。

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