0001それでも動く名無し
2023/02/13(月) 15:29:55.59ID:8qpRQtCP0絶体絶命のピンチを迎えていた――。今季から巨人に復帰し、現在行われている宮崎春季キャンプでも精力的な指導を行っている〝デーブ〟こと大久保博元打撃チーフコーチ(56)。持ち前の明るさで積極的にナインを鼓舞する一方、日々の蓄積疲労からか、5日朝の球場入り時には階段を踏み外し盛大にズッコケてしまうハプニングも…。ただ、その後も大久保コーチにはさらなる事件が待ち受けていたのだった。
〝デーブ節〟は12日も絶好調だった。朝7時からのアーリーワークを前に球場入りした大久保コーチは、キャンプ序盤に辛酸をなめさせられた「魔の階段」も難なくクリア。「今日は転ばなかった」と報道陣に向けて不敵な笑みを浮かべると、そのままさっそうと練習へ向かった。
日中に行われた紅白戦後も、夕方まで続いた居残り練習を最後まで見届け、球場をあとにした。ナインを鼓舞する声は終日球場に響いていた。
そんな大久保コーチだが、見えない疲労が蓄積してきている事実は否めない。日々、早朝から夕方にかけての指導を終えると、宿舎に戻ってからはミーティングやデータ整理の作業などに奔走。「基本的に思ったより時間がない。『こんなに忙しかったっけ!?』てくらい、プライベートな時間がまったくなくて。まだ1回も大浴場に行けてないくらいなんですよ」と多忙なタイムスケジュールを明かした。
そのハードワークから、一時は命の危険すらある「珍事件」にも見舞われていた…。それは一日の激務を終え、そのまま眠りにつこうとしていた時のこと。
「ふと『なんか口の中に入ってるな?』って思ったら『さつま揚げが口の中に入ってるぞ…』ってなって。『いつ俺は口の中にさつま揚げを入れたんだ…』って(笑い)。まったく覚えてないんで。そのまま寝ていたら危うく窒息死するところでしたよ! 危なかった!」(大久保コーチ)
疲れのあまり、気づかぬうちにさつま揚げを口の中に放り込み、意識を飛ばしていたというのだ。
万が一そのまま寝ていたらさつま揚げをのどに詰まらせて万事休す…。ではそもそも、なぜさつま揚げが手元にあったのか。「差し入れで鹿児島の人が持って来てくれて。『冷蔵です』て言われてホテルの人からもらってちゃんと冷蔵庫にしまっていたのに、気づいたらなぜかテーブルの上にあった(笑い)」。無意識のうちに冷蔵庫からさつま揚げを取り出し、無意識のうちに口の中へ…。「夢遊病」という睡眠障害もあるため、これはかなり危険な状態なのかもしれない。
今回こそ「デーブさつま揚げ窒息事件」は未遂に終わり、何とか事なきを得たが、それだけ体力的な負荷がかかっていることの表れでもある。これからも元気な大久保コーチであり続けるためにも、就寝前の無意識の行動には気をつけてもらいたいところだ。