0001それでも動く名無し
2023/02/13(月) 17:17:38.48ID:yL91PXWQa捜査のカギを握るのは、4人が所持していた15台のスマートフォンやタブレット端末などの解析です。今回の一連の強盗事件で「ルフィ」などと名乗る指示役が使っていたのは、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」。時間が経つとメッセージや画像などが自動消去される機能もあり、復元が難しいとされていますが…
(特殊詐欺で実刑判決を受けた男性(30代))「会話の記録が残らない、そういったツールアプリがあるからこれをまずテレグラムを入れさせられます。(指示役から)これはあくまでメッセージのやりとりがサーバー上に一時的に残るもので自動的に削除の設定がある。30秒したら全部サーバーから消える、だから話したことは一切わからないから現行犯で捕まりさえしなければ、しらを通しきれるからと言われていました」
特殊詐欺の手口は、高齢者からキャッシュカードを奪い、現金を引き出すというものだったといいます。
結局、2件目の犯行の途中に逮捕された男性。テレグラムのメッセージは自動削除されていて男性はアプリも削除していましたが…
警察は押収した携帯電話からすべてを復元。そこには、指示役と交わした生々しいやりとりが残されていました。
「話をしている中でテレグラムって履歴が残らないって一応聞いたんですよ。でも復元されているじゃないですか、(警察に)『どういうふうにされているんですか』って聞いたら、まあそれは答えられないけど『やってできないことはないんだ』という話をされていました。警察の方のサルベージ能力(データ復元)はより強いんだと身に染みてわかってこれは何も言い逃れできないなって」
警察が復元したのは約3週間前のデータでした。
その消されたデータの復元。成功させるために重要なのは「スピード」だといいます。こちらは都内にあるデータの復元を請け負う会社。スマートフォンのパスワードや通話や検索の履歴のほか、操作した位置情報の特定を行っていて、警視庁などの捜査機関からも依頼を受けています。