0001それでも動く名無し
2023/02/14(火) 14:37:10.96ID:CtP9RvIB0St.Vhttps://mainichi.jp/premier/health/articles/20230209/med/00m/100/017000c
疑われる母から息子への性的虐待
性的虐待は、子どもへの支援がとても困難な事例が多い。性的虐待というと、父が娘にというイメージが強いが、母から息子へ性的な行為に至るというものもある。
私が担当したのは、小学6年男児Aさんのケースだった。
Aさんは、ある日友だちに「毎晩、母ちゃんとおんなじ布団で寝てる」と話した。友だちが家に帰って親に話し、その親が心配して翌日、学校に電話してきた。
性的虐待(疑いも含め)のほとんどは、当事者の「告白」がきっかけだ。その電話を受けて驚いた校長から児相に相談があり、すぐに児童福祉司と児童心理司が学校に出向いて、Aさんと面接した。
Aさんは「母ちゃんから一緒に寝るように言われる、ぼくはイヤだけど」と語った。12歳の男の子と母の距離が近すぎる。不適切だと判断し、母子をひとまず分離することを考えた。
「お母さんに、一緒に寝るのをやめてもらうようお話しするから、それまで保護所というところでお泊まりしてほしいんだけど」と私が言うと、彼は「いいよ」とあっさり保護に納得した。母に電話して一時保護を伝えると「保護所? そこはタダなの? ならいいよ、アイツの飯代、助かるし」と、意外にも抵抗はなかった。