「浜松のドン」スズキ相談役・鈴木修が裏で糸引く、大型野球場計画の「大矛盾」
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浜松市営球場のプロ野球開催は「年1回」しかない。県の需要予測は、野球場建設に前のめりの川勝知事に合わせているから、実際の数字とはかけ離れている。また、最寄りのJR高塚駅から徒歩40分も掛かる。バスの便はないから、交通アクセスは非常に悪い。風や砂ぼこりの影響だけでなく、ひとつずつ検証を始めれば、遠州浜海岸隣接地の条件は最悪である。

馬塚氏のNPOは、40年近く前の野球場建設反対で約11万人の署名を集めた。今回の野球場建設反対では、SNSを使えば、静岡県民だけでなく世界中から膨大な署名が集まりそうだ。馬塚氏は「基本計画ができようが、絶対に野球場はつくらせない」と宣言。ウミガメ保護だけでもこれだけの迫力である。

しかし、カリスマと呼ばれた名物経営者・鈴木修氏には一も二もなく従い、野球場建設に必死の川勝知事には、県民の命や自然環境保全など頭の片隅にもない。無責任な川勝知事の真の姿がそこにあるようだ。