米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は14日、記者団に対し、米国やカナダ領空で10日以降に米軍が撃墜した三つの物体について、軍事的な偵察目的でなく、商業目的や研究目的の飛行物体だった可能性があると明らかにした。

カービー氏は、三つの物体について「中国の情報収集活動の一部だという兆候は見つかっていない」と述べた。
その上で、米情報機関の見方として、企業や研究機関による「商業的、無害な目的による気球だった可能性がある」と説明した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20230215-OYT1T50043/