0001それでも動く名無し
2023/02/16(木) 13:01:28.89ID:5tiThDCNrhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cb6c84f0ea2b35d6536bd4d304cb3d7c717ee8fc
トルコ南部で6日に発生した地震から1週間が過ぎ、14日朝(日本時間同昼)までに隣国シリアと合わせた死者数は、3万7000人以上になった。
被災地では捜索活動が続けられているが規模は縮小され、がれき撤去など復旧に向けた作業に重点が移っている。一方で、被災地の衛生状態は悪化。トルコではシリア難民に対する差別が広がっている。
地震によりトルコでは3万1900人以上の死亡が確認された。ロイター通信によれば、シリアでは5800人以上が命を落とした。負傷者は計十数万人とみられる。
トルコの被災地では14日、生存者の救出と並行して、重機による建物の撤去が進められた。AFP通信によれば、被災者は水不足や公衆衛生の問題に直面。アドゥヤマン県では皮膚疾患が流行し、子供は下痢に苦しんでいる。同通信は、現地での支援活動は、捜索から「人道危機への対処に焦点が移った」と指摘した。
治安悪化への懸念が高まる被災地では、シリア難民への風当たりが強くなっている。ロイターによると、トルコ住民の間でシリア難民が略奪をしているなどといううわさが拡散。ある難民男性は「差別は前もあったが、悪化している」と語った。
被災したシリア北西部の反体制派支配地域にトルコ側から国境を越えて食料などを運ぶ支援について、国連とアサド政権は越境地点を一定期間増やすことで合意しており、物資不足の解消が期待されている。しかし、被災地ではアサド政権の影響力が増すことへの懸念が出ている。