ロケットは発射する事を目的として作られている
システムを動作させ発射しようと試みた結果、異常が発生して発射できなかった場合は目的を達成することが出来なかったので「失敗」と言える

よくある間違い
・「システムが異常を検知したので正常に動作している!」
→異常を検知するのは安全を確保するための手段であり、ロケット発射の目的では無い。システムに異常が発生しているので失敗。

・「JAXAが頑張って作ったのに批判するな!」
→失敗自体は悪いことではない、失敗を中止と言い換え自分達の実験の結果を良く見せようと言い訳している点が問題

・「天候が悪く発射を延期した場合も失敗になるだろ!」
→ロケットを発射しようと試みたかどうかの違いがある。天候が悪い場合はシステムを動作させないのでシステムとは関係ない

・「ロケット業界では打ち上げ失敗にカウントしない!」
→広義の意味では失敗に入る、大衆に向けた発言であるのでそう説明しなければならない

・「中止でも正しい!」
→失敗したから中止した、が適切な表現。失敗と中止は相反する概念では無い