トヨタ、部品値下げ要請を再開へ 1年ぶり、「競争力高める」

 トヨタ自動車は、取引先部品メーカーに対する値下げの要請を、ほぼ1年ぶりに再開する。原価低減の一環として、トヨタは原則半年ごとに、部品メーカーと交渉して購入価格を見直している。2022年度は減産の影響を考慮し、値下げ要請を基本的に見送っていた。エネルギー費高騰によるコスト増分については従来と同様、トヨタが一部を負担するとしている。