侍ジャパンの戸郷翔征投手（22＝巨人）が、前夜の投手陣全員参加の「宇田川会」を裏で支えた。地元・宮崎出身で巨人も宮崎をキャンプ地にしており、宮崎事情に詳しいことから店のセレクトとタクシーの手配を請け負った。

　ダルビッシュら日本を代表する先輩たちを連れて行くとあって「あんな投手陣を連れて行くところ、めちゃくちゃ迷いましたけど、僕の切り札をだしました。切り札いろんな店ありますけど、あんなに大人数は入れるところはなかなかないので大変でした」と行きつけの高級焼き肉で勝負をかけた。

　タクシーの手配は「ホテルに電話するだけなのでそれは全然大丈夫でした」と難なくこなした。「仕事が出来る男」こと戸郷は「もともとみんな仲良いですけど、一緒にご飯食べていろんな話が出来たので楽しかった」と笑顔。なかなかチームになじめずに苦しんでいた宇田川にも積極的に話し掛け「もっと宇田川さんを出してもらおうと必死に話し掛けてますけど、まだ1割くらいしか出てないんじゃないですかね（笑い）。もっと引き出さないと思いますけど」と、得意の軽妙トークでコミュニケーションをはかっていく。
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