4月に開校予定の岐阜県の小学校で、新校舎の完成が間に合わない事態となっています。総事業費は約30億円。今月末に完成する予定で、4月から289人の児童が新しい校舎で学ぶ予定でしたが、いまだに建設工事が続いています。一体どういうことなのでしょうか。


中津川市教育委員会 伊藤英樹さん 「コロナ禍による工場の稼働不足とか、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、世界的に原材料不足と高騰があり、現場への納入遅延が起きている」

さらには、現場での慢性的な人材不足なども影響しているといいます。

――子どもたちには、どのように説明した?

中津川市教育委員会 伊藤英樹さん 「全校朝会で学校長が説明し、新校舎に4月に入れないことについて、『ごめんなさい』と謝罪させていただきました」