韓国出生率、過去最低0.78 進む少子化、OECD唯一の1未満

韓国統計庁は22日、昨年の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産むと見込まれる子どもの数)の暫定値が0・78だったと発表した。
前年の0・81から下がり、1970年以降の統計で最も低かった。1を下回るのは経済協力開発機構(OECD)加盟国では韓国だけで、5年連続となった。
発表によると、地域別では首都ソウルで0・59、第2の都市・釜山で0・72と都市部が特に低かった。
70年代初めまでは4を超え、政府は出産抑制の政策に重きを置いたが、2000年代以降には逆に少子化が大きな社会課題となって、同じく少子化に直面する日本(21年に1・30)と比べても、低い値が続く。
女性への負担の偏りなどによる子育てと仕事の両立の難しさ、住宅費や教育費の高騰、若い世代の雇用の不安定さなどが、子どもを産むのをためらわせる要因になっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/416723dc7498d1a19231c292c923faa95f357bb4
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