侍ジャパンが25日に行われるソフトバンクとの壮行試合で、タイブレーク練習を行う。
延長10回無死二塁から始まるシチュエーションで登板するのは、投手陣最年少の高橋宏斗投手(20=中日)に決まった。

栗山英樹監督(61)は高橋宏を起用する狙いについて
「いろんな幅のある経験をしてくれと選手に言ってあるので、可能性のある選手はやってもらうようにする。
一番みんなが気が付かない能力を発揮できる世代であるのは間違いないので。そこの幅だけは、体を見ながら広げさせてもらう」
と、説明した。

短期間で投手陣の起用の幅を広げなければいけない中で、まずは第2先発の役割が期待される高橋宏に白羽の矢を立てた。
その理由について「若いのに、どちらかというと四球で崩れ切らない。
いろいろあるんだけど、一番大切な打者をやっつけにいくんだという投手。
俺は、ごめん…彼は昨年見ていて一番大事なものを持っていると信じていたので。そういった意味では幅があるんじゃないかなと」
と、熱い口調で期待を寄せた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba4de2c4f91fc71bf9eb09aecd6067e657e92e36